老後を豊かに生き抜くために今出来ること

老後を豊かに生き抜くためには下記の5項目の維持・把握・運用が大事だと思っています。

健康であること

仕事をし続けること

支出を把握すること

年金受給額を把握すること

可能であれば資産運用すること

一番大事なことは。。。

健康であること

健康であれば働いて収入を得ることが出来ます。不健康であれば病院へ行き、医療費がかかり自由に使える時間を失います。健康であれば好きなものを食べて好きなところへ行けます。

仕事をし続けること

65歳を過ぎて70歳くらいまで年間で85万、月額で7万円ほど働けると良いと思います。働き続けることで頭と身体を使い健康寿命を延ばすことに繋がります。年間85万は基礎年金の満額に相当します。

再雇用が終わり65歳以降働かないつもりでいたならば、年間85万分働くことで基礎年金の受給を5年繰下げることが出来ます。基礎年金の受給を繰下げると年金受給額が83万から118万になり、年間で35万円、月額にして3万円弱老後の収入が増えます。5年の頑張りで死ぬまでのお小遣いが確保できます。これは大きいと思います。

次に。。。

普段の生活費の管理は毎月一定額を銀行から下ろして昔ながらの袋管理がオススメです。 袋管理を家計簿ソフトを活用して行うと更に良いと思います。家計簿ソフトは毎日家計簿がオススメです。

支出を把握すること。

支出を『通常支出』と『特別支出』に分けることが出来ます。通常支出は水道光熱費や食費や被服費や家賃や保険料など生きて行くために毎月必要な支出で固定費になります。もうひとつの特別支出は車の購入や住宅修繕や大型家電の買い替えや旅行などの不定期の支出で変動費になります。通常支出は大きく削ることが難しい費用それでも携帯電話代や保険など見直す必要はあると思います。

特別支出は我慢して削ることは出来るが、後半の人生を豊かなものとするために出来れば削りたくない費用になると思います。

通常支出は毎月の収入で賄い、特別支出は貯蓄から賄うと良いと思っています。通常支出と年金(基礎+厚生)を比較して黒字になっていると一安心です。通常支出/特別支出の把握はマネーフォワードのようなアプリを使うと手間なく管理出来ます。銀行の入出金やクレジットカードの支払いなどのお金の出入りを自動的に記録してくれます。マネーフォワードを使うことにより月の収支、年間の収支、そして変動する資産総額も合わせて管理できます。

マネーフォワードME

出来れば生活費専用口座を作るとより管理がしやすくなると思います。

給与口座から生活費口座への送金は『ことら送金』が便利です。1日10万円までなら手数料は取られません。

ことら送金とは

年金を把握すること。

65歳から受給すると年金の総額がいくらになるか把握します。

夫婦ならふたりあわせていくらになるか?

通常支出に対して年金総額が上回っていれば一安心です。 赤字になっていたら年金を繰下げて収入を確保するか、支出を削るしかありません。また赤字分を貯蓄を切り崩すのは精神衛生あまり良くないと思っています。

ではどうするか?

夫婦で奥さんが年下ならば年間で40万ほどの加給年金を受け取れるので、旦那様は厚生年金を65歳から受給して、基礎年金を70歳まで繰下げて受給するのが良いと思います。基礎年金を受給しない5年間は基礎年金分働くのが良いと思います。 奥様も旦那様同様に70歳まで基礎年金を繰下げて70歳まで働く 。健康に気をつけて夫婦ともに週4回4時間勤務を70歳まで楽しみながら続ける。老後を豊かに生き抜くために働くことは必要だと思っています。

私も70歳まで働きます。

余力があったら1年単位で延長して行こうと思っています。夫婦共に厚生年金は65歳から受給、基礎年金は70歳から受給した場合の夫婦の年金総額を試算してみて、通常支出に対して余力が出来れば、安心の老後が待っています。更に特別支出にも余力を持たせるために貯蓄にも働いてもらうと良いです。

資産運用すること。

資産運用と言うとNISAとiDeCoを思い浮かべます。NISAもiDeCoも若い時から一定額を長い時間かけて積み立てるのが正しいやり方だと思います。多少の凸凹があっても経済成長に合わせて比較的低いリスクで高いリターンを得られるので。

一方、高齢期は積立期間があまり無く、大きなお金を一時金で運用するケースが多いと思います。 一括投資は変動リスクをもろに被るので火傷する可能性も高まります。

多くの会社員は60歳で退職金を受け取ります。ではその退職金をどこに投資をすると良いか?

外貨建の積立利率変動型の終身保険が良いと思います。

外貨ベースですが、元本が保証されて今現在[2025/4]4.0%以上で運用されます。 外貨ベースで元本割れをすることなく確実に増えます。

ただ為替リスクを伴います。積立利率は10年ごとに国債金利を基準に見直されます。低利率になる可能性はありますがマイナス金利になることはありません。

為替変動と金利変動が悪い側に振れた場合で試算しましたが元本割れをすることはありませんでした。もちろん度を越した変化があればその限りではありません。投資は自己責任と言うことになります。

外貨建一時払終身保険

元本x4.0%の金利を毎年受取れる外貨建一時払終身保険 を選択すると。。。

元金1千万で年に40万の娯楽費が手に入ることになります。

40万あれば夫婦で贅沢な国内旅行は余裕ですね^^

長々と書きましたが

健康であること。

仕事をし続けること。

支出を把握すること。

年金を把握すること。

資産運用すること。

これらを把握するためにご自身のライフプランニングをしてみることをおススメします。

やるなら年金受給前です。年金をもらい始めると選択肢は減ってしまいますので。。。

最期にもうひとつ

経済的に安定していても、夫婦仲、家族仲が悪いと老後が豊かではなくなり、つまらない老後になってしまいます。

家族仲が良いこと

ある意味これを一番最初でやるべきで、老後を豊かに生き抜くために最も大切なことかもしれません。

souzoku-kuki

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